小説「盤上の向日葵」の人間関係を相関図化!あらすじやネタバレも

小説「盤上の向日葵」の人間関係を相関図化!あらすじやネタバレも

小説「盤上の向日葵」人間関係を相関図化!

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登場人物

上条桂介……プロ棋士。東大卒業後に企業し、その後アマチュアからプロへと転向したという異例の経歴の持ち主

上条庸一……桂介の父親。妻の死をきっかけに荒れる生活をするようになり、幼い桂介を虐待していた。

唐沢光一朗……元教師。定年後に趣味の将棋をしたりするなどしていたが、桂介が虐待されていることに気づき、世話をみることに。桂介に将棋を教えた先生でもある。

東明重慶……賭け将棋士。元アマチュア名人で凄腕。お金にだらしないところがある。

 

石破剛志……ベテラン刑事。横暴な態度を取ることもあるが、捜査のウデはピカイチの敏腕刑事。

佐野直也……新人刑事。元奨励会員ということで、石破と組まされることに。石破に振り回されつつも成長する。

あらすじ

埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。菊水月の持ち主を探し当てるべく全国を飛び回る。

並行して、異例の実績を元にプロ棋士へと転向した元実業家・上条桂介の壮絶な人生が描かれていく。

上条が将棋を始めたきっかけや、プロ転身を決意した出来事とは?

相関図

盤上の向日葵相関図

ネタバレあらすじ

作品のネタバレを含みますので、自己判断で進んでください。

当たり前ですが、このネタバレには作品の素晴らしさが1%も含まれていないで、作品を読んだ方が良いですよ!

それでもという方はどぞ

 

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刑事たちの捜査は物語においてあまり意味を持ちません。菊水月という名駒を探していくというサイドストーリーです。

大切なのは、 上条桂介の物語。 

上条桂介は、幼い頃から父親に虐待をされていました。それに気づいたのが元教師ですでに退職している唐沢光一朗です。

唐沢は虐待されている桂介を見かねて、週に1度ご飯などを食べさせてあげると共に、将棋を教えてあげます。

桂介の将棋の才能は素晴らしくみるみると成長。唐沢は費用は全て自分が持つという条件と合わせて奨励会入りを打診します。

ですが、ダメな父親に反対されます。

桂介はプロになりたいという意思は見せるものの、どんなにクズでも父親。父親をかばってしまいました。

その結果、桂介と唐沢は距離を置くことになりますが、唐沢は桂介を見守っていました。

桂介は父親の虐待に耐えながらも優秀だったため、東大へと入学。その選別として唐沢は自分の宝物である菊水月を贈るのです。

東京を訪れた桂介は、賭け将棋士である東明重慶と出会います。東明は性格は最悪だし、金に汚いが将棋の腕は一流。桂介も何故か惹かれてしまいます。

それが失敗。東明は桂介を騙して菊水月を売ってしまうのです。その後、金だけ持って姿を消します。

桂介は東京で挫折を味わったものの奮起し、外資系の会社に就職。菊水月を買い戻します。そしてお金を稼ぐことにまい進し、起業。成功を収めます。

成功した桂介の元に現れたのが、父親である庸一と東明。

庸一は金の無心に、東明は賭け将棋を指しに現れました。

賭け将棋とはいえ、東明と将棋を指すことで成長していきます。そして、将棋の魅力に再びとりつかれていきます。

と同時に庸一の金の無心は留まるところを知りません。

菊水月を売ったことで負い目があった東明は自分の死期が迫っていることも知り、何か頼みごとはないか?と訪ね、桂介は父親のことを始末するように頼んでしまいます。

その後、父親を始末した東明から連絡があり行ってみると、病気で瀕死になった東明が。

桂介は苦しんでいる東明と将棋を指します。東明は最後に「プロになれ」と言い残して自殺。桂介はその遺体を山中に埋めて香典として菊水月を備えます。

東明の遺言通り、プロになった桂介ですが、警察に追い詰められたことを悟った桂介は電車に身を投げます。

将棋に生きて、将棋に死んだ男たちの物語です。

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