ネタバレあり『池井戸潤著/ノーサイド・ゲーム』のあらすじを相関図化

ネタバレあり『池井戸潤著/ノーサイド・ゲーム』のあらすじを相関図化

2019年夏(7月~)からドラマ化される池井戸潤さんの小説「ノーサイド・ゲーム」のあらすじを相関図化してまとめました。ネタバレも含みます。

小説『ノーサイド・ゲーム』あらすじを相関図化

主な登場人物

トキワ自動車

君嶋隼人……経営戦略室⇒アストロズのゼネラルマネージャーへ左遷

滝川桂一郎……営業本部長

脇坂賢治……経営戦略室室長

藤島レナ……海外事業部、アストロズのファン

トキワ自動車アストロズ(ラグビー部)

柴門琢磨……監督

佐倉多英……アナリスト

岸和田徹……キャプテン、ナンバーエイト

浜畑譲……スタンドオフ、元日本代表、チームの要

七尾圭太……ニュージーランド出身の期待の新人

里村亮太……スクラムハーフ、日本代表経験あり、中心人物

佐々一……スクラムハーフ、里村の控え

カザマ商事

風間有也……カザマ商事社長

日本モーター サイクロンズ

津田三郎……サイクロンズの監督。城南大ラグビー部OBで絶大な権力を持つ

日本蹴球協会会長

富永重信……会長

木戸祥助……専務理事

第一部あらすじ

トキワ自動車経営戦略室の君嶋隼人は、営業部長の滝川が提案する カザマ商事買収を却下 した。その理由は1,000億円という価値が見いだせないからだ。しかし、滝川はその価値があると譲らなかった。

結果、君嶋の意見通り買収は立ち消えた。が、君嶋は横浜の工場に左遷させれることになる。

その役職はトキワ自動車ラグビー部「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するというものであった。

君嶋はアストロズの現状に唖然とする。毎年16億円の予算が投入されているのに、収支が無かったからだ。

君島はアストロズの改革として地域密着型を取り組む、具体的にはボランティア活動やジュニアチームの育成だ。

また監督探しに苦戦していたとき、大学同期であった柴門が大学三連覇に導いたものの解雇されたことを知る。

柴門は低迷していた城南大学ラグビー部を大きく改革。伝統を捨て去ることで強くしたが、その方法がラグビーの伝統を重んじる城南大OBたちは気に食わなかったのだ。

特にアストロズのライバルである日本モーターのサイクロンズ監督、津田三郎は柴門を敵対視し、解雇することになった。

それを聞きつけた君嶋が柴門に監督を依頼。 柴門がアストロズの監督に就任 した。

カザマ商事買収あらすじ

ここからは大きなネタバレを含みます。ネタバレ無しでドラマ・小説を楽しみたい方は引き返してください。小説では並行して描かれていた「カザマ商事買収」と「ラグビー部関係」のあらすじを別々にまとめました。

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1度消えたカザマ商事の買収が復活。相手が値段を800億円に下げてきたからだ。

君嶋はすでに無関係な職務だったが、気になった情報を入手する。それは 白水商船の座礁事故にカザマ商事が関わっている ということだ。

カザマ商事の扱っているバンカーオイルが白水商船の座礁事故との因果関係があれば、その責任は買収したトキワ自動車にものしかかる。

専門家である大学教授・森下の意見では因果関係は無いということだったが、教授はカザマ商事の 風間有也社長に買収されていた 

隠蔽工作を突き止めた君嶋は元上司であった脇坂に報告。脇坂はその情報を利用して 滝川を蹴落として みせた。そして次期社長への出世コースに乗ったのだ。

滝川は風間とは大学の同期であり、苦学生であった滝川は裕福な風間に辛酸をなめさせられていた。その意趣返しのための買収だったのだが、そのせいで大事なことを見落としてしまったのだ。

だが、その隠蔽工作は 脇坂が仕組んだ ことであった!

脇坂と風間は高校時代の同級生であり、風間の黒幕として動いていたのだ。

風間をそそのかし、隠蔽工作を行ったうえで、滝川に買収を持ちかけるように指示していた。滝川を蹴落とすための策略であった。

君嶋がアストロズへ左遷されたのも、実は 滝川ではなく脇坂の指示 であった。

脇坂は滝川にカザマ商事買収を進めさせる算段だったため、カザマ商事買収にストップをかけた君嶋が邪魔だったのだ。

君嶋は滝川との会話を糸口に脇坂の不審な動きを察知。証拠を掴んで社長に報告した。そして、脇坂は解任されることになった。

アストロズのあらすじ

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君嶋のアストロズ改革の成果でスタジアムは満員になるようになった。しかし、日本蹴球協会が古い体制だったため、収益にはほとんど結びつかずにいた。

それでも1年目は総合で16チーム中3位という好成績を残した。これは昨年ビリ争いをしていたチームとしては快挙である。

だが、16億円という予算を勝ち取るのは並大抵ではなく、トキワ自動車の島本社長がラグビーを好きという理由で存続している状態であった。

君嶋は日本蹴球協会を改革すべく、改善案を提出するが無下に棄却されてしまう。

さらに滝川に変わって実権を握った脇坂が本格的にラグビー部を潰そうと動き出していた。

柴門は選手強化の為にニュージーランド出身の七尾圭太をスカウトする。

七尾は大学時代に怪我をしており、ラグビーに専念することを躊躇していたが、仮入部という形でトキワ自動車に就職。海外事業部で働いていた。

そこで先輩の藤島レナと出会う。藤島はアストロズの大ファンで、練習試合での七尾の動きをみて、ラグビーに専念すべきだと背中を押した。その結果、七尾は選手としてアストロズの一員となった。

だが、戦力が増えたと思った矢先、中心選手である里村が宿敵サイクロンズに引き抜かれてしまう。アストロズの予算が削られるという噂が一因でもあった。

君嶋はアストロズの存続をかけて予算会議に参加。1年間行ってきた地域密着や観客数の増加などを訴え、社長によって 存続が決定される 

同じ頃、日本蹴球協会の理事会では専務理事の木戸によって 富永会長が解任される というクーデターが起きていた。君嶋の提案を袖にしていた木戸だが、その想いは届いていたのだ。ラグビー界を憂いているのは君嶋だけでは無かった。

ラグビー部の存続と日本蹴球協会改善というしがらみから解き放たれて、アストロズは邁進する。そして、ついに優勝を争いサイクロンズと闘うことに。

七尾が脳震盪によって一時離脱するというアクシデントに見舞われながらも、アストロズが見事に勝利!優勝を飾ってみせた。

結末

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君嶋は経営戦略室室長に栄転。アストロズの部長職と日本蹴球協会理事を兼務。

浜畑が現役を引退し、アストロズのゼネラルマネージャーに就任。

確執のあっとアストロズ監督・柴門とサイクロンズ監督・津田は認め合う。

滝川はトキワ自動車の金融子会社に左遷するも、敏腕を振るっている。

カザマ商事は法的整備、風間社長は刑事罰へ。

脇坂は役職を解かれ、特別背任で告訴されるか調整中。

 

以上が池井戸潤著「ノーサイド・ゲーム」のあらすじでした。

これらはあくまでもあらすじです。小説&ドラマを見たらもっと面白いはずですよ。特にスポーツの場面はドラマだと迫力があると思います!

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