【ノーサイド・ゲーム】日本蹴球協会・プラチナリーグは実在する?

【ノーサイド・ゲーム】日本蹴球協会・プラチナリーグは実在する?

池井戸潤著「ノーサイド・ゲーム」に出てくる社会人ラグビーの協会『日本蹴球協会』と社会人リーグであるプラチナリーグが実在するのか調べてみました。

【ノーサイド・ゲーム】日本蹴球協会・プラチナリーグは実在する?

2019年7月からドラマ化される池井戸潤著「ノーサイド・ゲーム」そこで主人公の目の上のたんこぶとでもいうべき存在「日本蹴球協会」ですが、結論から言いますと『日本蹴球協会』という組織も、『プラチナリーグ』という社会人リーグも日本のラグビー界には存在しません。

当然といえば当然です。

作中には城南大学や明成学園という学校が出てきますがもちろん存在しない学校です。フィクションですから。

ですが、参考にした組織は存在するのではということで調べてみました。

日本蹴球協会とは

そもそも日本蹴球協会がどのような組織なのか、作中の描写を元に解説します。

日本蹴球協会とは日本ラグビー界を統率する組織であり、その傘下にプラチナリーグという社会人リーグが存在します。

  • 蛇足ですが、蹴球というとサッカーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ですが蹴球とは「革製ボールをけって勝負を争う団体競技。フットボール」とされており、ラグビーにも使われいる漢字です。例えば慶應義塾のラグビー部は「慶應義塾體育會(たいいくかい)蹴球部」早稲田大学は早稲田大学ラグビー蹴球部」と表記されています。

プラチナリーグ

プラチナリーグは社会人のトップリーグであり、作中から約15年前に発足。

基本的にプラチナリーグの試合は日本蹴球協会が主催する興行とされています。

プラチナリーグに参加する為に企業は年間1,500万円の参加費を支払っており、日本蹴球協会はその参加費を運用して、競技場の使用料や運営コスト、チケット販売などを請負います。

そしてチケット代金は一旦協会側に入り、それを実績に応じて各チームに分配されます。

準ずる組織は?

日本蹴球協会の参考にした組織は「日本ラグビーフットボール協会」だと思われます。

あらゆる人々や社会の活力になるため、日本ラグビーはどこまでも強くなる努力を続けるというビジョンを持った組織です。

そして、主人公たちの社会人ラグビー部「アストロズ」が所属していたリーグプラチナリーグは「ジャパンラグビートップリーグ」のことだと思われます。

「ジャパンラグビートップリーグ」は2003年に開幕しており、参加チーム数なども作中の表現とも合致します。

 

小説「ノーサイド・ゲーム」においての日本蹴球協会は、旧態依然とした組織でワールドカップ直前にも関わらず、伝統を重んじる古い体制の組織となっていました。

実際の日本ラグビーフットボール協会が腐敗した組織かはわかりませんが、2019年4月に名誉会長であった森喜朗さん(81)が体制刷新の必要性を訴えて辞任を表明。現会長である岡村正さん(80)も2019年6月の任期を終えた後に辞任することが決まっています。

小説の中で起こっていることが現実でも起きているということです。

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