恩田陸さんの著書『蜜蜂と遠雷』の主な登場人物を相関図化してまとめました。更にネタバレあらすじや感想です。
『蜜蜂と遠雷』あらすじ相関図
主な登場人物
風間塵(15)
養蜂家の息子。5歳から世界的ピアニスト・ホフマンに師事しており、ピアノを買ってもらうためにコンクールに参加。
コンクールを脅かすギフトであり、爆弾でもある。
栄伝亜夜(20)
天才少女として名を馳せていたが13歳の時に母親が急死し、ピアノを弾く目的を失ってしまう。
恩師のためにコンクールに参加する。
マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(19)
母親が日系三世のペルー人で父親はフランス人。5歳~7歳まで日本に滞在していたことがある。
日本滞在時に亜夜と出会っており、ピアノの才能に目覚める。
ユウジ・フォン=ホフマン
風間塵の師匠。世界的なピアニスト。
ナサニエル・シルヴァーバーグ
マサルの師匠。ホフマンにピアノを教わったことがあるが、弟子とまではならなかった。
その経緯から、ホフマンの弟子である風間塵に嫉妬をしている。
嵯峨三枝子
ピアニスト。
コンクールの審査員で、風間塵を最初に審査した。塵の演奏に嫌悪感を抱き、強く反対する。
菱沼忠明
世界的な作曲家。コンクールの課題曲『春と修羅』を作曲した。
相関図
登場人物を相関図にしました。
コンクール結果
コンクール結果は、作品にとってあまり重要ではありません。
それまでの過程、成長、気づき、音楽と出会って変わっていく心境の変化が「蜜蜂と遠雷」では描かれています。
それでもコンクールの結果を知りたいという方はこちらから確認してください。一応隠しておきます。